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「金の歯車」公演を終えて

更新日:2023年4月28日

天神山文化プラザ土曜劇場にて

第5回公演「金の歯車」を無事終演致しました。

このような状況下でも劇場に足を運んで頂いたお客様をはじめ、

ライブ配信でも応援してくださったお客様、リスクやプレッシャーを感じながらも公演に

参加してくれた出演者・スタッフ・保護者の方々、なんとか公演を成功させようと細部まで協力してくださった天神山文化プラザ…

感謝しても仕切れないほど辛く、苦しく、そしてめちゃくちゃ楽しい公演でした。

関わってくださったすべての方に感謝致します。

さて、堅苦しい挨拶はここまでで、ここからは少し裏のぶっちゃけたところをお話ししていきたいと思います。今回はちょっと長いですよ~(笑)

思い返せば、世界観にどっぷり浸らないとめちゃくちゃ筆が遅い僕は、

今年の年末年始に紅白もガキ使も新年初笑いも見ず、

宇宙関連の映像とヒーリング音楽をエンドレスに流しながらヒゲも剃らずに引きこもって書いては読み返して感情移入して涙し、誰がやるんだこの台本!?と全く団員への当て書きをしてない初稿台本を書き終えたところからスタートした今回の舞台ですが…


皆様ご存じの通りの新型ウイルスによって業界大激震!公演中止に次ぐ中止…

人に会うことが禁じられ稽古もお休み一時はWEBに逃げるものの、これじゃない感…

7月に予定していた公演日も会館側のご厚意で9月に延期が決まったものの、それすら開催できるか分からない状況。都心部に比べれば被害が少ないとはいえ、こんな状況で普通に舞台やりますって訳にはいかないでしょ…ってことでライブ配信企画が6月頃からスタート。

逆にこれは全国に岡山の劇団にこんなのがあるんだと知ってもらえるチャンスなのではないか!逆境こそチャンスだ!とスタート当時は息巻いていましたが。

やったからこそ言いますが、やるもんじゃねぇな(笑)


ちょっと調べたことがある方はわかると思いますが、音楽著作権・映像の品質・声の問題・お金の問題・スケジュール…何枚もの壁にぶち当たりその度に折れそうになり、その度会館の担当の方がいろんな提案をして下さり、その度新しい出会いを頂き、首の皮一枚でなんとかここまで来れました。

我々劇団員は舞台に立つことが全て。

普段の苦しい基礎練習もその一瞬の為だけに磨き続けてきた、

命を確実に守る為には稽古をしない、集まらない、公演をしないのがベストなのはわかる、けど、舞台に立てない役者は生きているといえるのか?

僕たちは非日常に立ってるから日常にも立てている、逆もまた然り。

音楽業界には“NO MUSIC, NO LIFE.”という有名な言葉がありますが、

劇団員にとって舞台に立つという事がそれなのです。

進むも地獄、退くも地獄とはこのことか……ならば進むしかない。

劇場の灯を、劇団員の熱い魂を消させる訳にはいかない。

そして命懸けで見に来てくださるお客様に、命懸けで答えなくてはならない。

いや絶対に守らなければならない。なにかあった時はすぐに公演中止を決断し、解散も考えなくてはならない。

そんな想いで初めての感染症予防対策、千秋楽ライブ配信に挑みました。

結果、いやまだこの段階では真の結果はまだ出てないのですが、

ひとまず大成功だったといっても過言ではないのでしょうか。

映像も音声も照明も全てが想像の上を行く大満足のものでした、感謝感謝です。

本当に今回の公演の苦労と感謝を述べ続けたらキリが無いので

この辺にしておきましょう(笑)

やるもんじゃねぇと先述しましたが、それを踏まえても今後のニュースタンダードにしなければと思ってます。次回作の事を考えると今から既に頭が痛いです(笑)

さて肝心の作品の内容に関してですが、

地球の寿命があと5億年に迫った地球という設定のSF(サイエンス・ファンタジー)※サイエンス・フィクションではありません。結構昔から存在しますが、東京〇種やワールド〇リガ―など近年増えてきてるジャンルなので要チェック。

5人の地球防衛軍隊員(公演期間中に宇宙作戦隊なるものが発足されましたね、その未来的な組織かもしれませんね~。)は地球のそばに突如現れた未知の惑星に探査しに行くお話。

その惑星では地球人そっくりの人間や生物が生息し、歯車によって自転を行っている惑星だった…性別も性格もバラバラな5人隊員たちの欠けた歯車は噛み合っていくのだろうか…。

というお話。

ネタバレになりますので深くは書きませんが、

小難しそうだけど、くだらなくって、言いたいことはシンプルだけど伝えたいことや捉え方は沢山あって、シュールで、ちょっとダサくて、でもかっこよくて、神秘的で退廃的で、倫理的で非人道的な、派手だけど繊細な、ちょっと笑えて、めっちゃ泣けるストーリーになってる…と良いなぁ(笑)

アンケートも好評でなにより終演後のお客様の拍手に全て込められていたように思います。客席数半分なのになんと暖かい拍手だったか。初日なんて受付めちゃくちゃ混雑したのに…(二日目はめっちゃスムーズでした…)カーテンコール前の袖で涙をこらえるのに必死でした。本人調整不足で噛み噛みだったのが本当に申し訳なくお恥ずかしいです、、、

こんな状況になって久しぶりの観劇という方も多く、色々な想いの詰まった拍手でした。

それだけで今までの大変だったこともぶっ飛びますよね、お客様から元気貰ったのでまた次も頑張れそうです!

最後にストーリーに関してネタバラシ的な事を書いて終わりましょうか、



※ここからは完全ネタバレ注意※

気づいた人は少なかったかなぁ~?

一番の謎は最初のプロローグのシーン。

最初に出てきて全く後半関係してこないなぁ~なんて思われてませんか?

・実はエリーと国王は同じ首飾りをしています。

・そしてエリー(EALY)とアイル(AYLE)はアナグラムになっています。

・さらにエリーの語源はゲール語のエリン(Erin)アイルランドの古名で

 ケルト地域に属します、歯車の星ではケルト調の音楽が多数使われてましたね。

・僕は台本を書く際になぜエリーを本部ではなくシュバルツと同じ船に乗せたのか…。

だいぶ答えが見えましたね。そういう事です。

歯車の星はエリー=国王が愛した星なのです。

その星を見捨てることの出来ない天才科学者最後の人心、いや愛のお話ですね。

裏の裏設定ですが、

本部男性役と長官役が同キャストなのは

シュバルツ博士の才能に嫉妬し、出世欲があった本部男性が起こした故意の事故なのでは?その後長官に上り詰めたのでは?

シュバルツ博士って何歳?いろいろ計算が合わないぞ~実はシュバルツ自身もクローンなのでは?

ラドムの過去に何があったんだ!?

など、今作では反映しきれなかった裏の設定も盛り沢山。全部やってたら2時間じゃ収まらない(笑)

スピンオフでラドムの若かりし頃をやっても面白いですね、若いころはめっちゃ美人っていうお決まりのアレね(笑)

という事で、このあたりで今回は締めたいと思います。

まだこの舞台は終わっていません。ライブ配信も明日23日まで購入可能で、28日まで視聴可能。そして2週間後10月4日に係った全ての方の安否が確認出来て終演を迎えます。

まだまだ新型ウイルスの影響は無くなる気配がありませんが、

それでも僕たちの歯車は回っていく。好きを貫き、どんな状況でもどんな場所でも金の歯車で居られるように、大切なみんなの為にまた前に進んでいこうと思います。

また皆様にお会い出来ること楽しみに、団員一同また基礎から磨き直して更にパワーアップした舞台を作っていきたいと思います。

また絶対に会いましょう!ありがとうございました。



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